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2022年6月8日
物流を滞りなく行うためには、膨大な量の荷物をうまく整頓し管理することが求められます。
パレットに乗って運ばれてきた荷物をそのまま収納できればとても便利ですよね。
そんな時に使われるのが、ネステナーとパレットラックです。
今回は、それぞれの違いとメリット、デメリットについてご紹介します。
ネステナーとパレットラックはどちらも、パレットに商品を乗せたまま収納できる物流機器です。
荷物を置ける棚が複数段あるため、空間を有効活用でき、パレットを床に置く場合と比べて収納効率を大きく上げられます。
そんなネステナーとパレットラックにはどのような違いがあるのか、様々な点から比較してみます。
まず耐荷重ですが、1段あたりの耐荷重はパレットラックが一枚上手です。
パレットラック3.5tの物も耐えられますが、ネステナーは一般的に1tが耐荷重です。
次に費用面です。
導入費用が安いのは、ネステナーです。
パレットラックは製品が特別高いわけではありませんが、施工費が発生するため、総額で見るとネステナーより導入費用がかかります。
ネステナーは平らな場所であればどこでも設置可能であるのに対し、パレットラックは安全性を確保するために床にアンカーで固定する必要があります。
そのため、床に穴を開けたくないという方にはネステナーがおすすめです。
大きさについては、ネステナーはパレット1枚分をぴったり収納できるように、サイズが定められています。
その一方、パレットラックは受注生産であることが多いため、大きさもオーダーメイドになります。
位置変更のしやすさ、収納のしやすさといった面でもネステナーの方が優れているといえます。
床にアンカーで固定しないため、まとめたり移動したりさせやすいのです。
納期について、ネステナーは在庫があれば最短出荷で納品されるため基本的に納期が短いです。
一方パレットラックは、完全受注生産であるため納期が長くなるケースが多いです。
これまで、ネステナーとパレットラックを比較してきましたが、一長一短なのがお分かりいただけたかと思います。
ここでは、ネステナーとパレットラックそれぞれそのようなシチュエーションに適しているのかについてご紹介します。
衣料品や飲料など季節によって売り上げにムラがある商品を取り扱っている倉庫の場合は、繁忙期にはネステナーで保管能力を高め、閑散期にはネステナーをまとめることで設置エリアを縮小し、倉庫を他の用途に利用できます。
また、短期間の保管業務であったり、すぐに別拠点への移動が必要だったりする場合は、解体作業が必要のないネステナーの方が手間が少なくおすすめです。
天井が高く、荷物を高く積み上げられるような倉庫では、オーダーメイドでサイズを設定できるパレットラックを選択することで、倉庫の空間を最大限に活用し、保管効率を最大まで高められるでしょう。
また、荷物のサイズがバラバラで、中にはサイズが大きい長物もあるという場合は、各段の高さを自由に調整できるパレットラックの方が保管効率は高められます。
当社では、ネステナー、パレットラックはもちろんその他さまざまな工場、倉庫内の設備工事を行っています。
当社をご利用いただく際の発注から引き渡しまでの流れをご紹介します。
当社のお問い合わせフォーム、または電話にて依頼を承りましたら、まず現地の状態を調査します。
現地調査が完了しましたら、その結果と、お客様からいただいた依頼書を元にお見積書を作成し、提出いたします。
仕様書がないという場合でも、当社で仕様書を作成しお見積書と併せて提出いたします。
工事に伴う、作業の中断や滞りを心配されている方もいらっしゃるかと思いますが、そういった冗長性についても考慮し、後期や予算面でご納得いただけるような対応をいたします。
お見積書の内容にご納得いただけましたら、ご注文書の受領を以てご成約となります。
ご成約後、施工工程に関する打ち合わせを行います。
施工前には危険予知ミーティングを行い、施工中に起こり得るリスクを関係者全体で共有し、安心安全な施工の実現に努めます。
打ち合わせを元に、事故ゼロを第一に考えた安心安全な工事を行います。
事故防止、工期遵守、進捗管理を徹底して行います。
施工完了後は、お客様立ち会いの元で試運転を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
今回はパレットラックと、ネステナーの違いについてご紹介しました。
どちらも一長一短で、どちらを選ぶかは、お客様の倉庫の広さや、予算、納品の急ぎ具合によっても変わります。
パレットラックの設置については、当社が責任を持って行います。
パレットラックの導入をご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。
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