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2023年6月28日
コンプレッサーの導入を検討中の方や、すでに使用している方の中で、水抜き作業は本当に必要なのかと思われている方も多いのではないでしょうか。
溜まった水は、そのまま放置しても大丈夫だと思う気持ちは大変分かります。
しかし、丁寧に水抜き作業を行うことをおすすめします。
そこで、今回はコンプレッサーの水抜きをしないとどうなるのか、どれくらいの頻度で行えば良いのかについてご紹介します。
そもそも、なぜコンプレッサーに水が溜まるのでしょうか。
まず、コンプレッサーの仕組みについて理解し、水が溜まる原因を把握しましょう。
コンプレッサーに繋いだハンドピースの噴射口を開くことで、圧縮させた空気を勢い良く噴き出すのがエアブラシの仕組みです。
イメージしやすい例でいえば、水道にホースを繋いで庭に水を撒くのと同じ仕組みです。
この仕組みを理解した上で、コンプレッサーに水が溜まる理由を説明します。
結論から申し上げますと、コンプレッサーに水が溜まるのは空気を圧縮しているからです。
コンプレッサーが空気を吸い込むとき、一緒に大量の水蒸気も吸い込んでいます。
そのため、圧縮空気には多量の水分が含まれています。
コンプレッサーが空気を圧縮する際、断熱圧縮が発生するので空気の温度も上昇し、飽和した分が水分として出てきます。
また、温度が上がった空気は、エアタンクや配管などで冷やされる中で、各所で結露し水分が発生します。
例えば、夏場冷蔵庫から冷たい缶ビールを取り出すと、すぐに水滴が付きますよね。
それは、周辺の空気が冷たい缶によって冷やされ、空気中の水分が過飽和となるからです。
過飽和になった結果、水分が発生し水滴が付く、このような仕組みになっています。
コンプレッサーに水が溜まるのも、このような仕組みが起こっているからです。
したがって、圧縮空気中にある水分は、空気が圧縮されるときに起こる体積変化による飽和と、配管途中の温度低下による飽和によって液化し、水分に変化するのです。
水抜きは、使用後に行うメンテナンスですが、面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。
そのため、ついつい水抜きを怠っていませんか。
コンプレッサーの水抜きを怠った場合、あらゆるリスクが考えられます。
では、溜まった水をそのまま放置しているとどうなるのでしょうか。
この水抜きの水は、「ドレン」とも呼ばれます。
ドレンがタンク内に溜まっていると、さまざまな問題が起こります。
簡単にいうと、空気を使用した際、同時にドレンが飛び出してしまい、製品が汚れることです。
ドレンによって製品に汚れが付着すると、納品できなくなる場合もあります。
大きな損失に繋がるだけでなく、納期遅れによって企業の信頼も損なうことも考えられます。
品質を保つためにも、定期的にドレンを抜くようにしましょう。
タンク内の容量が減少するのは、大きな問題です。
コンプレッサーは、タンクの内容量分のみの空気を溜めておけます。
もし、タンクの容量が減り、十分な空気を確保できなければ、コンプレッサーは連続稼働をせざるを得ません。
そうなると、コンプレッサーに多くの負担がかかり、使用できる期間も短くなります。
エアータンクや配管は金属でできています。
そのため、ドレンを放置するとサビが発生します。
湿気の多い夏は、コンプレッサーが水を噴くときもあるので、それを防ぐためにも水抜きは重要です。
水抜き作業がいかに重要な作業であるか、理解していただけたでしょうか。
では、水抜きはどれくらいの頻度で行えば良いのでしょうか。
ここでは、ドレンが溜まる目安や適切な頻度をご紹介します。
ドレンの発生目安を見極めるのは難しいです。
ドレンの発生は、0.8メガパスカルの圧縮空気を1平方メートル作るのに、9平方メートルの大気が必要です。
そのため、0.8メガパスカルの圧縮空気には、大気の9倍の水蒸気が含まれています。
水蒸気の量は一定ではなく、湿度により飽和水蒸気量が異なります。
したがって、湿度によって変化するため、発生の目安を判断するのは難しいのです。
どれくらいの頻度で水抜きをするべきかについては、1日1回がおすすめです。
梅雨の時期や夏の湿度が高い時期は、1日2回〜3回に増やしましょう。
また、業種や地域によっては、1年中湿度が高い場所もあるでしょう。
そのようなケースでも、1日2回〜3回を目安に水抜きすることを推奨します。
水抜きを毎日行うことで、故障するリスクも軽減でき、無駄な出費を減らすことにも繋がります。
コンプレッサーを問題なく毎日稼働させるためだけでなく、できるだけ長く使用できるように、日々のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
もし、日々の業務が忙しく、定期的なメンテナンスまで手が回らない場合には、当社までお気軽にご相談ください。
皆様に代わって、チェックの難しいポイントまで、丁寧にメンテナンスいたします。
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