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2022年7月28日
倉庫内にラックの設置をご検討中の場合、どのようなラックが自社に合っているかが気になりますよね。
そこで今回は、ラックの種類ごとの特徴や、ラックを選ぶ際の基準をご紹介します。
また、ラックレイアウトの方法や連結タイプを多く使うメリットもご紹介しますので、ぜひお役立てください。
ラックは、どのような倉庫にどのような荷物を載せるかによって、適するものが違いますよね。
ここでは、ラックの種類やその特徴をご紹介します。
1つ目にご紹介するネスティングラックは、倉庫に保管するものの形がほとんど同じ場合に使いやすいラックです。
設置が難しくないため、一定期間のみの利用に適しています。
また、時期によって使わないときがある場合は、小さく折りたためるため便利です。
ネスティングラックには2種類のものが存在します。
逆ネスティングラックは、パレットを床に置くことで、2パレット分の収納ができます。
そのため、高さの低い倉庫で収納量を増やしたい場合におすすめのラックです。
正ネスティングラックは、ラックの下にフォークを差し込めるため、レイアウトをよく変える倉庫におすすめのラックです。
2つ目にご紹介するパレットラックは、重量ラックとも言われる、耐荷重性に優れたラックです。
設置のための工事が必要なため、レイアウトの変更が無い場合におすすめのラックです。
棚の高さを調節できるため、形や大きさの異なるものを収納するのに適しています。
また、パレットラックの高さは、フォークリフトが届く高さにすると良いでしょう。
3つ目にご紹介する中量(中軽量)ラックは、パレットではなく、段ボールやコンテナで荷物を保管するのに適したラックです。
ボルトレスの種類もあるため、容易に設置できるでしょう。
棚の高さを調節できるため、作業がしやすいラックです。
一段あたりの耐荷重は、中量ラックでは300〜500キログラム、中軽量ラックでは200キログラムです。
4つ目にご紹介するドライブインラックとプッシュバックラックは、先入れ後出しで保管するラックです。
前者は、奥行のあるラックで、大量生産や少品種ロットに適しています。
後者は、押し込み方式で荷物を取り出すため、リードタイムが短い荷物の保管に適しています。
ラックを選ぶとき、それらの特徴から選びますよね。
ラックを選ぶ基準には、具体的にどのようなものがあるかをご紹介します。
まず、きちんと収納するために、サイズが適切かどうかで選びましょう。
荷物の形や大きさによって、必要な棚の高さや段の数は異なりますよね。
荷物のサイズが揃っていない場合は、高さが調節できるラックを選ぶと良いでしょう。
次に、効率よくピッキングができるかで選びましょう。
荷物を探す時間をできる限り省くために、分類しやすいラックが必要です。
そして、そのラックが適切な耐荷重量かどうかで選びましょう。
上記では、耐荷重の異なる重量ラックや中量ラック、中軽量ラックをご紹介しました。
適したラックを使うことで、ラックの傾きや破損を防げるでしょう。
また、荷物を安心して保管するために、安全性の高さで選びましょう。
耐久性や防錆性があるのかは押さえておきたいところです。
地震に対する備えとして、つっぱりが可能なラックも良いでしょう。
ここまで、ラックの種類や選定基準を見てきましたが、ここからは、ラックレイアウトについて確認していきましょう。
まず、ラックには、単体タイプと連結タイプがあります。
単体タイプは、4本の支柱があるため、それ単体で自立ができます。
一方、連結タイプは、左右片方の2本しか支柱がないため、片側が不安定で自立しません。
そのため、連結タイプを使うときは、支柱が無い方に単体タイプのラックを繋げる必要があります。
次に、5つのラックが必要な場合に、なるべく連結タイプを多く使用するレイアウトを2つ見ていきましょう。
5つのラック全てを繋げる場合、左に単体タイプを設置すると、残り4つは支柱が右側にある向きに連結タイプを繋げます。
3つと2つに分けてラックを繋げる場合、3つの方は単体タイプ・連結タイプ・連結タイプ、2つの方は単体タイプ・連結タイプの順に繋げます。
一見、自立ができることから、単体タイプの方が連結タイプより非常に優れているように思えるかもしれません。
しかし、連結タイプを多く使うことにはメリットがあります。
それでは、そのメリットを2つご紹介します。
左右片方だけに支柱がある連結タイプは、左右両方に支柱がある単体タイプに比べて、費用を抑えられます。
ラック1つの価格の差は小さくとも、倉庫用に大量に購入する場合は、総額が大きく異なるでしょう。
単体タイプのラックを2つ繋げると、繋げた部分の支柱が2本になりますよね。
一方、単体タイプと連結タイプのラックを2つ繋げると、繋げた部分の支柱は1本となり、その分スペースを取らずに済みます。
支柱1本につき約5cmのスペースが浮きます。
そのため、ラックを大量に使う場合は、スペースをより効果的に使えるでしょう。
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