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施工事例

ダクト配管の保温工事

施工概要

ダクト配管の保温工事

ダクトは、冷暖房・換気・排気などのための空気の通り道となる導管のことです。

また、ガスや水の通るパイプをまとめて配管する筒状の場所のことを指す場合もあります。ダクトを使用して、建造物の内部の空調、換気、排煙を行うことで、人が気分よく過ごすスペースを創出することが可能となります。

また、保温工事とは、保温材や断熱材などで配管を守るための施工を施す工事のことです。ダクト配管に保温工事を行うことにより、温度変化による結露や凍結などのトラブルを未然に防ぐことができます。

施工場所 工場 事務所・研究室 屋外 
施工内容 配管・ダクト工事 
設備 熱設備・乾燥炉 

BEFORE & AFTER

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    AFTER

【ダクトに使用される材質】.
ダクトの材質で満たすべき要件は主に以下の5つです。
①ダクトの内部を通る空気を汚さない。
②ダクトの内圧に対して変形が起きない強度を有していること。
③水分や腐食性ガスを含有する空気に耐食性を有していること。
④表面が平滑で空気抵抗が小さいこと。
⑤不燃材であること

これら5つの要件を満たしており、ダクトに使用されることが多い材質としては、以下のようなものがあります。

・融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)
融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)は、ダクトに使用される材質でもっともポピュラーです。

・鋼板
融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)で製作できない高温空気、ガスなどの薄板の溶接ダクト、放火区画貫通ダクトに使用されるケースが多いです。

・ステンレス鋼板
融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)と比べて耐食性が高いので、多湿空気の排気ダクトや屋外に設置しているダクト、厨房のフードなどで使われる場合が多いです。

【保温工事が必要なサイン】
・天井周辺の配管で、水滴漏れが発生し、、天井に腐食・カビ・シミが生じている
・ダクト内の空気の温度が下がったことが原因で、ダクトに結露・凍結が発生している

【保温工事の工事内容】
ダクトや配管にそれぞれの設置状況に応じた適切な保温工事を実施することで、配管内の温度を一定に維持し、結露や凍結を未然に防止することができます。また、配管内の温度を一定に維持することで熱の変換効率が向上するので、コストカットと省エネも期待できます。

【ジャバラの製作・交換】
排気ダクトは、作業に伴い生ずる熱や二酸化炭素などの有害物質や汚染物質などを除去する役割があります。作業環境を良好にするために、工場に必須の設備です。よって、ジャバラの老朽化・エア漏れが生じた場合は、出来る限り早く交換工事を行う必要があります。南関東 工場工事.comでは、数多くの配管周りの保全・メンテナンスに対応しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

【保全・メンテナンスが必要な兆候】
・吸引力が下がったことによるノイズ・騒音の発生と増大
・吸引力が下がったことによる作業環境の悪化

【対応可能なメーカー一覧】
アマノ、新東工業、アンレット、昭和電機、テラル、淀川電機、その他

【保全・メンテナンスの内容】
・フィルター清掃
・オーバーホール修理